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赤字空港建設『甘い見通し』で済ますな!

 昨日、国内民間空港の98番目の茨城空港が開港した。ご当地ソング「人生楽ありゃ苦もあるさ」という出だしのテレビドラマ「水戸黄門」のテーマソ ングの鳴り物入りだったけど、これには、苦笑または失笑した方も多いと思う。最後の新設空港となる。

 最寄駅のJR石岡駅から車で約30分。現在のところ、石岡駅・水戸駅・鉾田駅から臨時を含めてシャトル便が出ているが、就航する路線は、韓国のア シアナ航空の一日一往復のみ。「気弱な地上げ屋」 さんによると、「本日は早速・・駐車場もガラガラ。フロアに人間が2人しかいない・・(笑)・・時間帯もあ るそうです (笑)。」とのこと。4月にスカイマーク(これがまたひどい会社)が一日一往復の神戸便の運航を始めるが、それだけの運航しか 予定がない。年間利用客は、十数万人にとどまるとのことで、一日300人程度の利用だろうか。

 1999年に国が示した茨城空港の需要予測は、東京新聞では、年間約81万人と なっている。朝日、毎日は、約70万人となっている。どっちが正しいんでしょう?まとにかく、実際の利用者は、予想の半分どころか、8~7 分の一という十数万人というありさま。これを甘い見通しなどという甘い 評価で済ませてよいものなのだろうか?県の外郭団体(もしかして県庁の天下り?)が運営するター ミナルビルは初年度2000万円の赤字見通しとなっているが、茨城県は、年々、2000万円の赤字を計上し続けることになると見て よいと思う。この赤字は県民が負うことになるが、茨城空港は、誕生したときから年間2000万円もの赤字で税金食い施設となり、県にとってはお荷物以外の 何物でもなく、来年と言わず今年中にも廃止が取りざたされてもおかしくはないと思う。


 そして、百里基地では廃止を手ぐすね引い て待っているのではないか?以 前にも書いたけれども、下記の現実を見るとそうとしか思えない。

 ◆茨城空港とは、航空自衛隊「百里基地」の中にある民間用滑走路である。「百 里基地」の滑走路に並走して同じ長さ(2700メートル)の民間用滑走路が一本造られたものすぎない。

 ◆「空港の管理主体は国(防衛省)で、国が維持管理 費を全て賄うとなっている。民間航空用のエプロン部分の維持管 理は国土交通省それ以外は防衛省の所管となる。」という国営空港である。

 ◆自衛隊による 限定使用が早くも行われている既存の滑走路塗装改良工事中には、自衛隊は隣に並走する新滑走路を限定使用し、米軍との共同 訓練にも使用した。



 こういう現実を見ると、茨城空港建設の真の目的は、百里基地の滑走路増設であったと思え る。百里基地では、急いで滑走路がほしいとかで、面倒な手続きをすっ飛ばすために、反対がないだろう民間空港建設するとし、茨城県民と国民を欺き、国交省 と手を結び、手っ取り早く建設したということではないだろうか。茨城空港が大赤字なのは既定路線で、そのため茨城県が早々に廃止して、あとは自衛隊が心お きなく使うというシナリオだと思う。

 そうだとすると、茨城空港の滑走路の整備費約220億円、負担割合は、国土交 通省が3分の2県が残りの(約70億円)ということで、結果として、自衛隊の施設を造るのに防衛予算ではなく国 交省空港整備特別会計県民税が使われたことになる。

 防衛省の施設を建設するのに国交省の財布を使うなどという ことは、普通考えられないことではあるが、空港や道路を建設して利権の旨みをすすっている国交省にとっては、利権すら握れるのなら自衛隊の滑走路であって も全然問題ないどころか大歓迎と思われる。どちらが持ち出したのかは分からないけれども、おそらく防衛省の方だと思うけれども、防衛省と国交省とが談合し て茨城空港は造られたものと思われる。そうでないと、防衛省管轄区域に国交省が建造物を造るなんてこと自体、あり得ないと思う。

 そう考 えたとき、茨城空港の需要予測年間約81万人は、国交省の天下 り団体「運輸政策研究機構」が出したが、「甘い見通し」な どというものではなく、県民・国民を騙すための極めて作為的な数字と判断すべきだと思う。

 と、茨城空港建設では、実質的に自衛隊滑走路 増設だったという疑惑があるだけに許しがたい悪質さである。が、需要予測を元に建設されたすべての赤字空港も「甘い見通し」などという言葉 で済ますわけにはいかない。自民党政権下では、医療・教育など厳しく切り込まれていた中、生活保護が切り捨てられ餓死者が出る中、このように、無駄な空港 建設におびただしく税金が使われただけでなく、出来た空港は赤字を生み続け、私たちを苦しめているわけで、このような役人の国民を無視した税金の使い方 は、厳しく弾劾されるべきだと思う。

 まずは、国交省の責任を徹底的に追及するため、国会では、国交省の役人に答弁させるのが当然と思う けど、民主党政権は、立案や立法に関係しないこうした答弁すら、いっさい役人にさせないのだろうか。それでは、無責任官僚は大喜びしていることだと思う。

  国交省役人や「運輸政策研究機構」の人間を国会に呼び、厳しく追及しても らいたい。


 それにしても、日本という国は、税金が国民のために使われず、国交省に限らず省庁の利権構造で消えていき、結果出来 上がった施設の運営や維持で赤字を生産し国民に押し付けるというとんでもない国であることが改めてわかった。国民は、省庁という放蕩息子に有り金使われて 借金の肩代わりもさせられているようなもので、いくら税金を納めても生活はよくならないどころか悪くなる一方。民主党政権は、この利権構造にメスを入れ て、国民へ税金を回そうとする政策で国民に支持を得たものと思うし、私はその政策を支持している。

 役人のしたことは役人に聞くしかない ので、ぜひ、役人を国会へ呼んで追及してもらいたい。そして、責任を取らせてもらいたい。



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テーマ : 無用な大型公共工事を中止する勇気
ジャンル : 政治・経済

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